免疫力を高める生活習慣とは？

睡眠が5時間未満の人と7時間以上の人、風邪を引くリスクは約何倍違うでしょうか？正解は、2.5倍も違います。免疫ケアのためには、しっかりと睡眠をとることが大切です。

睡眠と免疫の関係

睡眠は、体の回復と免疫の向上に非常に重要な役割を果たします。睡眠時間が5時間未満の場合、7時間以上の睡眠をとる人に比べて風邪を引きやすく、感染リスクが約2.5倍も高まる可能性があると研究で報告されています。通常、成人においては、1日に7～9時間の睡眠を取ることが推奨されています。適切な睡眠時間を確保することで、免疫を高め、風邪から身を守りましょう。なお、日頃の睡眠時間が5時間未満という方は、特に免疫ケアを意識しましょう。

腸活で免疫ケア

食事面でおすすめなのが、腸によい食事を摂る「腸活」です。というのも、 免疫細胞の約7割は腸にあるといわれ、腸は免疫の機能に非常に重要な役割を果たす器官なのです。具体的には、腸内でよい働きをしてくれる善玉菌を増やす食べ物を毎日取り入れる事がおすすめです。チーズやヨーグルトなどの乳酸菌を含む食べ物や、納豆などの発酵食品、他にもねばねば系の食材であるオクラ・山芋・海藻類などは、腸内細菌の栄養源となる水溶性食物繊維が含まれ、お腹の調子を整えてくれます。

乳酸菌で腸活

免疫ケアのためには、食事・運動・睡眠といった生活習慣を整えることはもちろんですが、手軽な方法として「乳酸菌を含む食品を積極的に摂って“腸活”」という手もあります。忙しい日々が続く方、受験など大切なイベントがあるご家族、運動不足が気になる方など、今日から始められる「腸活」取り組んでみてくださいね。