セルフケアで難聴予防と健康維持
難聴とは?
音や話し声が聞こえにくい状態を難聴といいます。難聴には、外耳、中耳に原因のある伝音(でんおん)難聴と、内耳、聴神経、脳に原因のある感音(かんおん)難聴、そして両方が合併した混合タイプがあります。加齢による難聴は、感音難聴が原因とされています。
難聴を予防する方法は?
耳が聞こえにくい…を予防するには日常生活でどのような行動をとるとよいでしょうか?それは静かな場所で耳を休ませることです。大音量の音楽やテレビの音を避け、騒音の多い場所では耳栓をするなど心がけることで、耳を騒音から守ってあげることがポイントです。
加齢による聴力の低下
加齢による聴力の低下は40歳代から徐々に低下することが報告されています。加齢性による難聴は、一般的に高音域から始まり40歳代のうちはあまり自覚することはないですが、高音域の聴力レベルから徐々に低下していくとされています。60歳代になると、「軽度難聴」レベルまで聴力が低下する音域が増え、聞こえが悪くなったことを感じる人が急激に増えます。そして65-74歳では3人に1人、75歳以上では約半数が難聴に悩んでいるといわれています。
純音聴力レベル(周波数別 年代別 平均値)単位dB
2000年度 高齢者対応基盤整備計画研究開発 第2編データベース整備(動態・視聴覚特性)図4.3.4.2純音聴力レベル(周波数別 年代別 平均値)参照、当社作成
加齢性難聴のチェック
- 高い音が聞き取りづらい
- 小さい音は聞こえにくく、大きい音はうるさく感じる
- 以前より言葉の違いが分かりにくくなった気がする
- 早口の声は分かりにくい
チェック項目が多く、気になる場合は、早めに専門の耳鼻咽喉科医に診てもらいましょう。聞こえづらい状態を放置しているとさまざまな社会生活に支障をきたし、認知症のリスクが大きくなるともいわれています。
難聴によって考えられる影響
- 必要な音が聞こえず、社会生活に影響を及ぼす
- 危険を察知する能力が低下する
- 家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなくなる
- 自信がなくなる
- 認知症発生のリスクを大きくする
- 社会的に孤立し、うつ状態に陥ることもある
現在において、残念ながら加齢性難聴の治療は困難です。しかし、補聴器や集音器などで「聞こえ」を補うことで、認知症予防、生活の質を改善させることができます。また、日常生活において抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールを含む食事や適度な運動による老化の予防も健康長寿の秘訣です。あなたもこれから耳のケアとともにからだのアンチエイジングに取り組んでみませんか?
おすすめ商品
●クオールオリジナル●
おいしいビタミンCできました【90包入】*
1包でレモン30個分のビタミンCを含有。1日3包を目安に摂ればビタミンCが 1800mg取れるので、健康維持にはもちろん、美容効果も期待できます。
集音器 軟骨伝導イヤホン cheero Otocarti MATE(オトカルティ メイト)充電式 防水 小型 軽量
軟骨伝導イヤホンと集音器がセットになって登場。「話し声が大きく聞こえる」集音器専用高性能チップを搭載しております。家族や友⼈との会話が聞き取りづらい、テレビのボリュームを⼤きくしないと聞き取りづらい時など、サポートしてくれます。