りんごにはどんな栄養がある?保存方法とおすすめの食べ方
旬のりんごをおいしく楽しもう
秋に旬を迎えるりんごは「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざがあるほどとことわざがあるほど栄養が豊富です。今回は「りんご」についてご紹介します。
りんごに含まれる栄養素とその働き
りんごには多くの栄養素が含まれており、様々な効能が期待されています。
1.カテキン・ケルセチン
ポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持ち、細胞の酸化や炎症を和らげる作用があります。
2.食物繊維
水溶性食物繊維のペクチンが豊富で、腸内フローラの善玉菌を増やして便通をよくする働きがあります。また、糖やコレステロールの吸収を抑制する効果が期待されています。
3.クエン酸・リンゴ酸
クエン酸はキレート作用により体のサビを防ぎ、リンゴ酸は肌のターンオーバーを促進するピーリング作用を持つためどちらもアンチエイジング効果が期待されています。
4.カリウム
体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、高血圧予防が期待されます。
りんごの正しい保存方法と注意点
りんごは暑い環境より、寒い環境を好みます。秋・冬など気温が低い時期は室温での保存も可能です。暖房がしっかり効いているお部屋の場合は冷蔵庫で保管することをおすすめします。また、りんごにはエチレンガスを出す性質があります。エチレンガスは野菜や果物を早く成熟させる作用があるため、固いアボカドやキウイと一緒に袋に入れておくことで実がやわらかく、食べやすくなります。一方で、キャベツやレタスなどの葉物を近くに置いておくと傷みやすくなるので注意しましょう。
皮ごと楽しめる「スターカット」の切り方
りんごは「スターカット」で無駄なく栄養をとることができます。芯を横にして、輪切りにするだけの簡単な切り方です。皮を気にすることなく、おいしく食べることができます。捨てるところが少ないのもポイントです。皮にはポリフェノールが豊富に含まれるため、皮ごと食べるようにしましょう。種の部分はクッキー型で抜くと見た目もかわいくなります。りんごは切り口が空気に触れるとポリフェノールが酸化し、変色してしまいます。問題なく食べられますが、見た目や風味が落ちてしまうこともあります。りんごの変色予防には、塩水やレモン水につける方法が一般的に知られていますが、私のおすすめは「はちみつ水に30秒つける」です。はちみつに含まれるペプチド化合物が酸化を防ぐだけでなく、はちみつの自然の甘みがプラスされてまた違った甘さを楽しめます。
おいしいりんごの選び方
実がよくしまっていて、重みがあるものを選びましょう。皮にハリとツヤがあるのもポイントです。旬を迎えると栄養がぎゅっとつまったおいしいりんごが店先に並びます。そのまま食べてもよし、スイーツにしてもよし。甘みと酸味をあわせもつりんごは、様々な食材との組み合わせができます。もちろん、肉や野菜と組み合わせて一品にするのもよいでしょう。お気に入りの食べ方を見つけて、旬のりんごを楽しみましょう。
<参考文献>
FACT BOOK~果物と健康~六訂版(https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/attach/pdf/iyfv-53.pdf)
制作・監修
クオール管理栄養士
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