旬の梨をおいしく楽しもう

暑い日が続いていますが、暦の上では秋ですね。秋の味覚も楽しめる季節になりました。食欲の秋とも言われるほど旬の食材が豊富な季節です。今回はみずみずしくシャリっとした食感が魅力の「梨」をご紹介します。

旬の梨をおいしく楽しもう

梨に含まれる栄養素と特徴

日本ナシ(和梨)は、可食部100gあたり水分88.0g、カリウム140mg、食物繊維0.9gを含みます。水分を多く含むため、まだ暑さが残る時期にも食べやすい果物です。カリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を促す働きがあり、毎日の食生活で摂りたいミネラルの一つです。食物繊維0.9gのうち0.7gは不溶性食物繊維で、便のかさを増やし、腸の動きを促して排便をサポートする働きがあります。さらに、少量ではありますがビタミンやアミノ酸なども含まれています。特定の栄養素が突出して多い果物ではありませんが、みずみずしい食感を楽しみながら、水分や栄養を美味しく摂れるのも、梨の嬉しいポイントですね。

梨のおいしい食べ方とおすすめの組み合わせ

梨に含まれる食物繊維を摂りたい場合は、果汁を搾ってジュースにするよりも生の梨を食べるのがおすすめです。冷やして食べるのが定番ですが、他の食品と組み合わせることで、食べ方の幅も広がります。例えばヨーグルトと合わせると、たんぱく質やカルシウムなどの栄養素も一緒に摂ることができます。梨の自然な甘みを活かすことで、砂糖やシロップを加えなくてもヨーグルトを美味しくいただけます。サラダとして楽しむのもおすすめです。一口サイズにカットした梨にレタスなどの野菜と生ハムやチーズを合わせて、レモン風味のドレッシングをかけます。梨の甘みとシャキシャキとした食感がアクセントになって、また違うおいしさを感じられます。料理に果物という組み合わせに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、塩味や酸味のある食材とも相性が良いのも梨の特徴です。ぜひ試してみてください。

梨はどのくらい?果物の1日の摂取目安

健康日本21(第三次)では、果物の1日の摂取目安量は200gが目標とされています。梨も1日に摂る果物の一つとして取り入れながら、食事全体のバランスを考えて適量を楽しみましょう。お菓子を食べることが多い方は、間食の一部を旬の果物に置き換えてみるのもおすすめです。朝食のヨーグルトに加えたり、食後のデザートとして楽しむなど、自分に合った方法で旬の梨を味わってみてください。
梨は美味しいだけでなく、水分やカリウム、食物繊維なども摂れる秋の味覚です。そのまま食べるのが一般的ですが、ヨーグルトやサラダなど、様々な楽しみ方があります。旬の時期だからこそ味わえる美味しさを、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

<参考文献>
文部科学省 食品成分データベース
厚生労働省 健康日本21(第三次)

制作・監修
クオール管理栄養士

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