土用の丑の日には鰻を食べよう!

7月の風物詩というと何を思い浮かべるでしょうか。「七夕」や「海の日」、「夏休み」など楽しいイベントが多く、地域によってはお祭りがあるところもありますね。

土用の丑の日とは?

さて、今回のテーマは「土用の丑の日」です。土用の丑の日というのは、夏の土用期間中の丑の日のことを言います。2025年の土用期間は7月19日(土)頃~8月6日(水)頃なので、7月19日(土)7月31日(木)が今年の土用の丑の日となります。土用の丑の日といえば鰻ですね。日本では夏バテ予防の意味もあって、土用の丑の日に鰻を食べる習慣があります。では、この習慣はいつから始まったのでしょうか。諸説ありますが、江戸時代に医師の平賀源内が考案したことが始まりであるという説が有力です。

土用の丑の日とは?2025年はいつ?

鰻の栄養と夏バテ対策に役立つ成分

鰻には水溶性のビタミンB1、脂溶性のビタミンA、ビタミンE、タンパク質など、栄養が豊富に含まれています。それぞれの栄養素には夏の体調管理に欠かせない働きがあります。

  • ビタミンB1

    ごはんやパン、麺などの炭水化物をエネルギーに変えるときに必要なビタミン。疲労回復でも活躍する栄養素。

  • ビタミンA

    皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高めてくれる。

  • ビタミンE

    強い抗酸化作用を持ち、血管を健康に保つ。

  • タンパク質

    筋肉や臓器など体のあらゆる組織の材料であり、体の機能を調整するホルモンや酵素などの材料でもある生命活動に不可欠な栄養素。

夏におすすめの“う”のつく食べ物

また、丑の日に“う”から始まる食べ物を食べて無病息災を願うという習慣もあります。これからの時期におすすめの“う”から始まる食べ物、「うり」「梅干し」について紹介します。

夏におすすめの“う”のつく食べ物
  • うり

    うりはウリ科の植物の総称です。ウリ科でよく食卓に並ぶ「きゅうり」はほとんどが水分で栄養価はありませんが、連日の暑さで火照った体を冷ますのに効果的です。他にもウリ科には「かぼちゃ」や「ズッキーニ」、「ゴーヤ」といった普段の食事に取り入れやすい食材が多くあります。

  • 梅干し

    夏は暑さで疲れやすく、発汗量も多くなるためいつも以上に栄養補給に気を配らなければなりません。そこでおすすめなのが梅干しです。疲労回復や食欲増進に役立つクエン酸を多く含み、適度な塩分補給にもなります。ただし、食べ過ぎて塩分過剰にならないように注意が必要です。

夏の健康管理に役立つ食習慣を

厳しい暑さが続きますが、これらの食材を活用しながら乗り切りましょう!

制作・監修
クオール管理栄養士

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