知らないと損をする?!きのこの栄養
秋の味覚は、きのこで栄養と美味しさをいただこう
食べ物がおいしい季節になってきました。秋の味覚といえば芋や栗、かぼちゃやサンマなど色々ありますが、きのこはみなさんお好きですか?種類も豊富で、調理法も炒めたり、煮たり、揚げたり、お浸しにしたりと、幅広く使われている食材だと思いますが、今回は秋だからこそ摂りたいきのこの魅力をご紹介します。
きのこに含まれる栄養素
食物繊維やビタミンD、ミネラルが豊富に含まれています。きのこに含まれる食物繊維は不溶性のものが多く、お通じ改善を期待したい人にもピッタリです。また、カルシウムの吸収をアップさせるビタミンDは丈夫な骨づくりに欠かせません。最近は、ビタミンDには免疫機能を調節する働きがあるとして注目されています。ちなみに、ビタミンDは日光を浴びて作られるので、生よりも干してあるものを選ぶと良いですよ。また、カリウムやリンなどのミネラルも豊富です。血圧が高めの方にはぜひ摂って欲しいですね。便秘改善や高血圧の予防と、私たちのからだに嬉しい効果がたくさんあります。
うま味成分を活用しよう
しいたけのうま味成分であるグアニル酸は、昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸とともに三大うま味成分と言われています。グアニル酸は、戻す際にお湯よりも冷水で行うことでより多くのうま味成分を残すことができるため、しいたけが浸かるくらいのお水を入れ6~12時間冷蔵庫で寝かすと、良い戻し汁が取れます。戻し汁には香りやうま味成分が含まれているので、汁物の出汁として使うと料理にコクが加わり、おいしさもアップしますよ。
美味しい食べ物が多い秋だからこそ、低カロリーで栄養たっぷりなきのこを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
制作・監修
クオール管理栄養士