寒ブリは栄養素の宝庫?!
ブリは青魚の中でも栄養がスゴイ!
この季節は脂がたっぷりのったブリを食べたくなりませんか?今が旬の寒ブリは美味しい上に栄養も満点です。漢字で「鰤」と書く理由は、師走に脂がのり美味しくなることが所以とも言われています。今回は、美味しいだけじゃないブリの栄養について紹介いたします。
ブリに含まれる栄養素は?
ブリは魚の中でも脂が多く、その量はEPA、DHAが豊富に含まれている魚として挙げられるサンマやサバよりも多いとも言われています。中でもこの時期に獲れる寒ブリは身がしまり、より脂ものって栄養満点です。血液をサラサラにするEPAや、脳の働きに関わるDHAといった、血中コレステロールや中性脂肪を下げてくれる脂質がたっぷり含まれています。加齢や生活習慣の乱れが原因となって血管は硬くなるので、肉中心の食生活になっている方や野菜をあまり食べない方は、ぜひ旬の魚で積極的に良い脂をとりましょう!
ブリを調理するときのポイント
調理によって脂が落ちると栄養も減少してしまうため、一番効率よく摂れる刺身がおススメです。切り身の場合は、身の色に光沢があり、血合いの部分も鮮やかで赤く濃いものが新鮮な証拠です。しょうゆをつけるときは、最初は少なめ、後半は好きな量にするなどして味にメリハリを付ければ減塩もできて良いですね。脂が多くて刺身だと量が食べられないという方は、煮付けや照り焼き、ブリしゃぶなど様々な食べ方で美味しくいただきましょう。
養殖が盛んになっており一年中美味しく食べられますが、旬で脂が一番のっているブリを今晩のおかずに取り入れてみてはいかがでしょうか。
制作・監修
クオール管理栄養士