7月に入り真夏日が続いていますが、食事はきちんと食べていますか?暑いとついつい、のど越しの良いものや冷たいものばかり食べてしまう、なんていう方も多いと思いますが、食事の回数自体も減ってしまうという方はより注意が必要です。

特に、朝ごはんを抜いてしまうと、一日のスタートに必要なエネルギーが不足してしまい、元気が出なかったり、集中力が散漫したりと、日常生活にも影響が出てしまいます。

夏バテ対策としては、まず生活のリズムを一定にして、自律神経のバランスを整えることが大切です。朝起きたら、朝日を浴びて、朝ごはんを食べるという流れは体内時計をリセットするためにも有効ですので、意識して行いましょう。

 

■朝食があまり取れない方

朝ごはんを食べる時間がないという方は、前日の夕飯の残りを活用するのもおススメ。例えば、野菜を温野菜にする、卵でとじてオムレツにするなどです。朝ごはんが習慣化している方は、チーズトーストや納豆ごはん、バナナヨーグルトといった炭水化物+タンパク質、さらに野菜や果物を加えてビタミンとミネラルといった栄養素が補給できているか確認しましょう。

食欲のない朝は、酸味や香りのある食材を使うと、食欲増進効果が得られますよ。チーズトーストに大葉を加えてみたり、納豆ごはんに梅を加えてみたりするのも良いですね。

いかがでしたか。夏バテ対策は毎日の食事が重要です。暑い季節を上手に乗り切るために、栄養バランスを意識しながら朝ごはんをしっかり食べて、体温を上げて脳の働きを活発にして、夏を元気に過ごしましょう。

  

制作・監修

クオール管理栄養士