春は新しいスタートを切る季節でもあります。新しい環境、職場、仲間など変化が多い季節です。この時期は気づかぬうちにストレスを感じ、心身共に不安定になっていませんか?そのストレスが原因で自律神経が乱れ、不調が続いたりすることがあります。自律神経を整える生活を意識し、できることから始めてみましょう。   トリプトファンは私たちの健康維持に欠かせない必須アミノ酸の一つです。脳に運ばれるとビタミンB6やナイアシンなどと結合し、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の材料となります。トリプトファンは、乳製品や豆製品などに多く、ビタミンB6はカツオやマグロの赤身、鶏や牛、豚のレバー、また小麦胚芽や玄米などに豊富に含まれています。必須アミノ酸は体内では生成されず、食事からしか摂ることができないため、不規則な食生活が続きトリプトファンやビタミンB6の摂取量が少なくなるとセロトニンが不足しやすくなります。

セロトニンは腸で89割生成されることが分かっており、腸内環境を整えることもあわせて重要です。睡眠ホルモン(メラトニン)もセロトニンからつくられるので牛乳を飲むことは良い眠りに欠かせません。腸内環境、セロトニン、質の良い睡眠、つながっている事が分かりますね! 

 

太陽光は私たちの体に様々な影響を与えてくれますが、その一つにセロトニン分泌があります。セロトニンは自律神経の調整にも関わっているので、日を浴びることは健康にも重要ですね。ちなみに、手のひらは日焼けの原因となるメラトニン色素が少ないと言われているけれど、カルシウムの吸収を助けるビタミンDはしっかり合成されます。紫外線によるシミが気になる方、日焼けが気になるという方、春の心地よい気温の中、手のひらを意識してウォーキングしてみるのはいかがでしょうか?

 ※セロリとレモンのトマトマリネ

 

 ※ラップでかんたん手まり寿司