寒い日はからだの芯から温まろう

最近は、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。冷え性の方もそうでない方も、アウターを利用し始めた、なんていう方が多いと思います。からだを温めるには、からだの外側を衣類で守ることも大切ですが、内側からのケアも重要です。特に、体内で作られる血液は、熱を全身に伝える役割があるため、血液をサラサラにして血行を良くすることがポイントです。今回は、食生活で内側からからだを温めるのに役立つ方法をご紹介いたします。

生姜

からだを温めることで有名な生姜、その辛み成分であるジンゲロールが血行を良くし、体温を上げてくれます。ジンゲロールは皮のあたりに多く含まれるため、皮ごとすりおろして飲み物や汁物に入れて食べるのがおススメです。朝起きて一杯の白湯を飲むのも冷え対策に効果的ですが、これに生姜を加えると、更に芯からポカポカを実感できますよ。また、味噌汁に余った野菜を入れて具だくさん味噌汁にし、生姜をプラスすれビタミン・ミネラルも摂ることができて、温まる効果も高まります。

ねぎ

ねぎ特有の香り、硫化アリルも血行を良くし体を温める作用があります。食べると体温が上がり発汗を促してくれるため、風邪症状を和らげる効果が期待できるのです。初期症状を感じたら鍋や汁物にして摂ると良いですね。

 

朝ご飯を食べる

時間が取れない、あまり食欲がわかないことから朝食を抜いている方もいると思いますが、寝ている間に下がった体温は、朝食を食べることで活動モードに切り替えられるので上昇します。

体温を上げるにはたんぱく質がおススメで、ゆで卵やサラダチキン、納豆巻きなどはそのまま食べられるので時間がない朝におススメです。

冬を乗り越えるためにも食事に気を付けて、からだの外側だけでなく内側からも温めることで冷えを脱しましょう。

 

制作・監修

クオール管理栄養士