12-3 クリスマスは糖質と脂質の摂り過ぎに注意?!
クリスマスの上手な食事の摂り方
街がイルミネーションでキラキラし、お店などでもクリスマスソングが流れるようになりました。今年は土日でクリスマスパーティーをされる方も多いのではないでしょうか。ご褒美として好きなものを食べたり飲んだり、そんな一日があるのは嬉しいですよね。このようなときは、イベントの前後で栄養バランスを調整することが大切です。今回は気を付けたいポイントをご紹介します。
甘いものを一度に摂ると血糖値が急上昇してしまい、エネルギーとして使われない分は体脂肪として蓄積されます。甘いものの常習は太りやすい体質になってしまいますので注意が必要です。食べ合わせのポイントは、サラダやスープなどから野菜やきのこを先に食べることです。そうすることで、食事からの糖や脂肪の吸収を緩やかにしてくれます。また、チキンやピザなど味付けがしっかりしているものは塩分が気になりますが、野菜に含まれるカリウムを摂ることで排出を助けてくれますよ。手作りの場合は、ハーブソルトを使うことで香り良く仕上がり塩分を抑えられるためおススメです。
バターやオリーブオイル、生クリームや揚げ物などを使った料理には、脂質が多く含まれています。食事では、ドレッシングやマヨネーズの使用量を抑えたり、お肉の皮は剥がして食べたりするなど工夫してみましょう。また、ブロッコリーやいちごに多く含まれているビタミンCには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも役立ちますよ。
デザートのケーキを食べる際、何か一緒に飲んでいますか?コーヒーや紅茶に砂糖を入れたり、甘いお酒や清涼飲料水を選んだりしていると、糖質の摂取量が増えてしまい体脂肪の増加にも繋がります。飲み合わせは無糖の紅茶やコーヒーを選ぶと良いでしょう。
寒い日が続きますが、食べるコツを押さえて素敵なクリスマスを過ごしましょう。
制作・監修
クオール管理栄養士